歯の成長と歯列矯正治療

いつからおこなったらいいの?

症状によって、治療開始時期は異なってきます。気づいた時点でなるべく早く専門医に相談させることをおすすめします。だからといって、開始時期に年齢制限はありません。より無理のないかたちで歯並びを整えるのには、幼児期からはじめるのがよいでしょう。
しかし、歯列矯正は一度始めると1~2年はかかるものです。その期間は基本同じ歯医者さんに通うものなので、引越しなどあらかじめ予定している場合は、始める前に気をつけましょう。

時期は患者様の症状を総合的に判断して、開始するのに一番良い時期を決定いたします。通常は症状により2期に分かれており、第一段階(一期治療、早期治療)と第二段階(二期治療、本格治療)と呼ばれています。

第一段階
時期:3歳~12歳ごろ
永久歯の噛み合わせが完成する前に、よい噛み合わせになるようにあごの成長をコントロールするのが目的。

第二段階
時期:12歳から
永久歯の噛み合わせがほぼ完成し、第一段階終了後、もしくは治療によってはその時点より厳密に歯を動かして、よい噛み合わせになるよう矯正器具を使って歯列矯正を行っていきます。
お子さまの場合は、第一段階と第二段階両方行うが理想的な治療といえるでしょう。
大人の場合は、装置から始めます。

治療時期